エイジング美容アドバイザーの美香です。
美白成分って色々とありますが、ここ数年注目を集めているのがコウジ酸ではないでしょうか。
特に肝斑や色素沈着に高い効果があるコウジ酸ですが、
どういう仕組みで美白するのか?どのくらいの時間で効果が出るのか?危険性や副作用はないのか?効果的な使い方は?
などの疑問点を徹底解析していきます!
Contents
コウジ酸とはどんな成分?

コウジ酸は日本で発見された天然由来成分です。
コウジ酸の原料は米麹。
酒造り職人の当時の手が白く美しいことから発見されたという由来を持っています。
初めて発見されたのは1907年とかなり昔ですが、美白成分として研究が始まったのは1970年代からなんだとか。
美白有効成分として正式に厚生労働省に認められたのが1988年。
最近では化粧水や美容液などに配合され、美白成分の代表格の1つになってきましたよね。

コウジ酸はこうして美白する!
コウジ酸による美白は、メラニンを作り出すのに欠かすことのできない、チロシナーゼという酵素の働きを抑えてしまうところにあります。
チロシナーゼが働かなければメラニン色素が出来ないので、シミを元から作らせないケアをすることができるんですね。
同じようなチロシナーゼに働きかけて美白を促す成分にアルブチンや、トラネキサム酸などがあります。
また、美白有効成分の中でもコウジ酸の分子量は小さいのが特徴。
分子量が小さいので、シミの元になるメラノサイトまで届いて原因を取り除く効果も期待度が高くなるということですね~
コウジ酸は肝斑や黄ぐすみに効果的?

コウジ酸は美白効果が高いのに、低刺激な成分です。
特に肝斑やニキビ跡や傷跡などの色素沈着に効果的という臨床実験が出ています。
実験によると、有効率はなんと90%以上!
さらに最近注目されている老化現象の1つ「糖化」によって起こる黄ぐすみにも効果があるんです。
肌に糖化現象が起きる汚、角質が固まってごわごわした肌になってしまいます。
こうなると、肌の透明感は失われてしまい、黄色くくすんでしまいます。
コウジ酸は黄ぐすみの元「AGEs」の生成を抑える働きがあるので、肌の透明感を取り戻すケアとしてもピッタリなんですよね。
また、美白効果だけでなく、しわ対策にも有効とされていて、アンチエイジング対策としてとても成分なんです♪
- 肝斑や色素沈着を改善
- 抗糖化作用で黄ぐすみを改善
- しわの原因にアプローチして作らせない
効果が表れるのにはどのくらいの時間がかかる?
コウジ酸は即効性がない成分で、効果があらわれるまでに2~3か月かかるとされています。
肌のターンオーバーに合わせて効果が表れてくるのが特徴で、年齢を重ねているほど効果あ表れるまでに時間がかかってしまうんですよね。
ただし、実験結果からも、肝斑を90%以上改善したり、くすみの原因を95%以上抑制したりと、その効果はとても高いんです。
使い始めてすぐに効果が出ないからといってやめてしまってはもったいないですよ。
最低でも3か月は様子を見ながら使うようにしてくださいね。
コウジ酸は危険性があるの?!

ネットでコウジ酸について調べていると「危険」というワードが出てきてびっくり!
何が危険で皆さん調べているのか調査してみました。
発がん性はない
コウジ酸には発がん性が疑われているのか、こんなワードをちょくちょく見かけました。
なぜこんな疑いがまとわりついているかというと…
食品添加物のコウジ酸がラットの実験で発がん性の可能性があるかも?!とアメリカで示唆されたことがきっかけでした。
これを受けて一度コウジ酸は使用中止になっているんですよね。
これが2003年のことです。
日本では食品添加物のコウジ酸は使われていなかったですし、食品の麹とは別物なのに、念には念を入れてという感じでしょうか。
そこで、化粧品に使われていた美白用のコウジ酸も追加で安全性の実験をすることになりました。
結果は、
「医薬部外品において適正に使用される場合にあっては、安全性に特段の懸念はないものと考えられる」
と、厚生労働省によって発表されました。
2005年11月のことです。
適正に使う分には安全性には問題ないということで、これ以降、化粧品に再びコウジ酸が配合されるようになりました。
つまり、現在化粧品に配合されているコウジ酸は化粧品の適量通りに使えば、健康被害の問題なく使えるとされています。
白斑が起きる可能性がある?
美白成分の副作用で問題になる白斑。
肌の色がところどころ抜けてしまう現象で、数年前別の成分で健康被害が起きたことがありました。
コウジ酸はというと、開発され、化粧品にしようされてから白斑の報告はないそうです。
アレルギーはあるの?
アレルギー性はほとんどないとされています。
どんな成分でも100%安全ということはないので、まれに起こる可能性もあるということでした。
コウジ酸が合わないとかゆみが出たりかぶれることも
もともと皮膚が敏感な方や、アレルギーが出やすい人は、コウジ酸が合わないとかゆみや赤み、かぶれが出ることがあります。
100%安全という成分はなく、また、化粧品も合う合うわないは十人十色。
無添加化粧品を使っても肌荒れを起こしたり、強めの成分を使っても何も起こらなかったり…
化粧品って使ってみないとわからない部分が多いんですよね。
コウジ酸はメラニン毛穴の黒ずみにも効く?

黒ずんでいるのに手で触ってもザラザラとした感触がない毛穴ありませんか?
それ、もしかするとメラニン毛穴かもしれません。
メラニン毛穴は紫外線による影響や、ターンオーバの乱れ、摩擦などによっておこる毛穴の周りにメラニン色素が沈着した状態。
これを改善するには普通の毛穴対策では効果がありません。
メラニンによる黒ずみなので美白ケアが有効。
つまり、コウジ酸も有効ということになります。
コウジ酸は即効性はないので、毎日コツコツとケアすることが大事。
コツコツなんて聞くと、ズボラ的に「えー…」
なんて思ってしまいますが、普段の化粧水やクリームをコウジ酸配合のアイテムにすればOKなので、そう難しいことでもありません。
メラニン毛穴の疑いがある人はぜひ取り入れてみてはいかがでしょう。
まとめ
安全性と美白効果が両立するコウジ酸。
美白成分は刺激が強いものが多い中で、安心して使える成分として日ごろのケアに取り入れることができそうですよね。
効果が表れるのに時間がそこそこかかってしまうので、使い始めてすぐに「効かない」とケアをやめてしまうのはもったいない。
最低でも2,3か月は使い続けることで、美白効果を実感できるようになりますよ。
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