エイジングアドバイザーの美香です。
目の周りってスキンケアでもメイクでも一番のポイントですよね。
目の周りにハリがあるとイキイキして見えますし、どんよりしていると老けて見える…
印象を左右する部分なので、いつまでも若々しくいたいですが、
目の周りって皮膚がめちゃくちゃ薄いので、トラブルが出やすい部分でもあるんです。
中でも「目の下のふくらみが気になる」「目袋解消法を知りたい」という声が多かったので、
今回は目の下のふくらみ、通称「目袋」の原因と対策について紹介します♪
この目袋の主な原因は目の周りの筋肉の衰えとたるみ。
クマと違って眠ったり目を休ませたりするだけでは解消しないんです。
それでは目袋について詳しく見ていきましょう!
Contents
目の下がふくらんでる!これって目袋?
目の下がふくらんでいるからといって、それが目袋だとは限りません。
目の下のふくらみには2種類あるんです。
それは目袋と涙袋。
同じような言葉に見えますが、歴然たる違いがあります。
目袋と涙袋の違いは何?
同じ袋という字が入っている二つの言葉ですが、見た目に及ぼす影響はまさに正反対。
簡単に言ってしまえば、
- 涙袋は無条件にかわいい
- 目袋は無条件に老けて見える
ということです。
涙袋は別名「ホルモンタンク」などと言われていまして、
目を大きく見せてくれたり、ちょっとたれ目気味のニュアンスにしてくれたり、立体的に見えたり…
とにかく若々しさとかわいさの象徴ともいえる、
女子の間では超人気の袋です。
涙袋を作るためのエクササイズや、メイクもあるほどで、
この涙袋があるかないかで、見た目の印象もかなり変わってくるんですよね。
涙袋は目の下にぴったりと沿って現れるもので、
正体は眼輪筋という目の周りの筋肉が影響していると言われています。
対して目袋はというと…
これは老化の証…
ドクロを思い出してもらいたいんですが、目の部分が空洞になってますよね。
目袋はその空洞のあたりに現れるものです。
なぜこんなところにふくらみができてしまうのか、詳しく見ていきましょう。
目袋ができる原因は?
目袋ができる原因は大きく分けて2つあります。
- 目の周辺の筋肉の衰え
- 皮膚のたるみ
目の周りの筋肉が衰えて脂肪が流出!
目袋のぷよぷよ、その正体は眼窩脂肪という脂肪です。
眼窩脂肪は眼球の下にある脂肪なのですが、
老化による筋肉の衰えや靭帯などの組織のたるみなどによって眼球が下垂してしまいます。
その結果、眼球の下にある眼窩脂肪が下まぶたの方にできてしまうんだそう。
これが原因で目の下がふくらんでしまい、目袋になってしまうんですよね。
ここで特に重要なのが眼輪筋です。
涙袋を形成している筋肉でもありましたね。
この眼輪筋がしっかりしていれば、眼窩脂肪が押し出されてしまっても、押し戻す力があるのでふくらみはできないんです。
眼輪筋が衰えてしまうと、眼窩脂肪の流出を止められなくなってしまい、だるんとしたふくらみができてしまいます。
加齢による皮膚のたるみ
残念なことに肌の弾力に必須のコラーゲンやヒアルロン酸は、年齢を重ねるごとに減り続けてしまいます。
すると、肌のハリが失われてしまい、たるんでしまうんです。
目の周りの皮膚はめちゃくちゃ薄いことで有名ですが、
とても繊細な部分なだけに、コラーゲン減少の影響も強いんですよね。
老化による肌のたるみを一番早く認識するのが目の下ではないでしょうか。
また、年齢を重ねると代謝が悪くなってしまい、余分な水分が排出されにくくなったりします。
そうなるとたるみはさらに進行してしまいます。
現代的?!もう一つの原因!
さらに、ここ数年で出現したもう一つの原因があります。
最近、若い人でも目袋で悩んでいる人が増えてきているそうなのです。
その原因が目の酷使。
もちろん、もともと眼窩脂肪が多く押し出されている場合などもありますが、
パソコンやスマートフォン、タブレットなどを長時間使い続けることで、目の老化が進んでしまうんです。
実は、目のピントを合わせているのは筋肉なんです。
長時間近くにピントを合わせ続けていると、ずっと筋肉がこわばり続けてしまい、筋肉疲労の原因になってしまいます。
また、スマホやPCを見ているときって凝視していることが多く、瞬きの回数が少ないんだそう。
そうすると、さらに筋肉が凝り固まってしまいます。
筋肉が凝った状態だと、目の周りの細胞に必要な栄養や酸素が行きわたらくなってしまい、肌や筋肉が衰えてしまうんです。
肌が衰えることでたるみやシワが…筋肉が衰えることで眼窩脂肪が流出してしまい…目袋が形成されてしまうということになるんですね。
目袋がある人とない人の違いはどこ?
身近な人を観察してみると、年配の方でも目袋がある人とない人がいますよね。
この違いはどこにあるのでしょうか?
まず疑ってみたいのが体型の問題なのですが、
太っているからと言って、できやすいわけでもなく、
やせているからと言ってできにくいわけでもないんです。
目袋の原因は目の周りの筋肉の衰えと皮膚のたるみで起こります。
ですので、眼輪筋の強度や眼窩脂肪の量、皮膚の弾力の強さなどが大きな要因なんですよね。
ということで、生まれ持った体質、肌質、骨格などが影響していると考えられます。
また、日常生活で目を酷使していたり、肌のケアの加減などによって差もでてきますよ。
原因は遺伝もあるってホント?
目袋の遺伝的な要因はかなりある可能性があります。
両親や祖父母、近親者に目袋が目立つ人がいると、遺伝的に目袋ができやすい場合が多いです。
目袋が消えない!自力でできる効果的な改善方法
目の周りは見た目の印象を大きく左右する部分。
目袋1つで老けた印象になるのはもったいない!
目袋ができてしまったら、いち早く対策するのが改善への近道です。
解消方法は、
- アイクリームや美容液などのスキンケア
- 目の周りのエクササイズ・ツボ押し
- 美容外科で治療
などがあります
スキンケア
まずはすぐにでもできるスキンケアから見ていきましょう。
目袋の原因の一つに肌のたるみがありましたね。
肌の弾力を司っているのがコラーゲンですが、このコラーゲンが減少することで、たるみが起きてしまいます。
ということで、目袋にはコラーゲンを増やすスキンケアが効果的!
コラーゲンを増やす成分がしっかり入ったアイクリームや美容液で対策しましょう♪
ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンの生成を促し、肌の弾力を上げる効果があります。たるみ対策の初めに使いたい成分です。

レチノール
ビタミンAの一種のレチノールは線維芽細胞に働きかけて、コラーゲンを増やす効果があります。

幹細胞エキス
コラーゲンやエラスチンを生み出す「繊維芽細胞」を活性化させることができます。

目の周りの皮膚はめちゃくちゃ薄いので、スキンケアにもコツがあります。
アイクリームや美容液を使うときは、目の周りに点置きしてください。
そして指先で軽くスライドさせながらなじませます。
塗り方は、目じりから始めて目の下、目頭、上まぶた、こめかみの順番で。
絶対にゴシゴシこすったり、強い力でマッサージしないでくださいね。
シワや傷ができて逆効果になってしまうことになります。
眼輪筋のエクササイズをする
眼輪筋が強くなれば、眼窩脂肪を押し戻すことができるので目袋改善につながります。
簡単にできるものばかりなので、ぜひトライしてみてくださいね。
眼輪筋そのもののエクササイズ
- 正面を向いて姿勢をただします。
- ギリギリまで目を細めてください。
- 目を細めたまま眉毛を引き上げます。
- 呼吸しながら10秒キープします。
目の下を強化するエクササイズ
- 口を「お」の形に開いて鼻の下を伸ばします
- そのまま上を見るように目線を上げます
- 下まぶたを5秒かけてゆっくり引き上げます。
- まぶしいような表情になったら5秒キープ
- ゆっくりと表情筋を開放します
超簡単なエクササイズ
- 顔を上に向けて、目だけ下を見ます
- そのままゆっくり15回瞬きします
- 顔を下に向けて、目だけ上を見ます
- そのままゆっくり15回瞬きします
顔ヨガもかなりイイですよ!
私は顔ヨガをしているせいか、目袋はありません。
めちゃくちゃ変顔になりますが、顔中の筋肉を使うので小顔効果も期待できます♪
美容外科で治療
一番即効性がある方法として美容外科での治療があります。
目袋の脂肪を取り除く手術や、たるんだ皮膚を切除する手術などで目袋をキレイに治療することができます。
金額は病院によってまちまちですが、20万~30万円が相場なようです。
美容外科ではスキンケアなどでの治療も行っているので、気になる方は相談に行ってみるのもいいですよ。
まとめ
目袋の原因と対策方法についての回でしたが、かなり長くなってしまいました。
眼輪筋とコラーゲンの大切さをしみじみと感じました。
目袋はできてしまうと、解消するのが結構大変なので、
目袋ができないように日ごろのケアが重要ですよ!
私も空いた時間に顔ヨガやったり、スキンケアの時にビタミンCを使って日々ケアしています。
目袋が気になっている人も、エクササイズやスキンケアでかなり変わってきますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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